ワインの沈殿物

オリ


ワインの瓶の中には、澱(おり)と呼ばれる沈殿物があります。
これは、ワインの醸造過程で不純物を取り除きますが、
熟成過程でも更に沈殿するためにビンの底にたまるものです。

この沈殿物の正体は、酵母のカスなのです。

酵母の働きによって発酵させているので、その酵母が発酵を終えると、
そのカスが沈殿物として底にたまります。

長期熟成タイプのワインには15年とか20年とか寝かせて
熟成を進めるものがあります。
その最中にもビンの中ではこの沈殿物が少しずつ底にたまって行きます。

そのため、ワインの瓶の底は凸になっていて、
沈殿物とワインを分離して注ぎやすくしているのです。

また、ワインはコルクが乾燥しないように寝かせて保存しますが、
ビンの経常の変化にもこれが関わってきます。
ビンの形状がなだらかに変化しているものと、急激に変化しているものがみられますが、
この急激に変化しているところにワインを注ぐ時の沈殿物がたまるようになっています。

もちろん、デキャンタ―ジュ(別の容器に一度ワインの中身を移し替える)して、
沈殿物とワインを分離する方が確実です。

s-a0001_005431 ※左がボルドー型と呼ばれる『イカリ肩』タイプ。肩のところに沈殿物がたまる。
 右がブルゴーニュ型と呼ばれる『なで肩』タイプ。早飲みのワインに用いられることが多い。

酒石


ワインのコルクや、ビンの中にキラキラ輝く結晶がくっついていたら、
それは『酒石』と呼ばれる、結晶です。

ブドウ果汁やワインの中には、酒石酸が含まれていて、
それがカリウムやカルシウムと反応して出来る結晶です。

不純物が混入している!って思うかもしれませんが、
健康上問題ないうえに、高級ワインほど見られる結晶であることから、
『ワインのダイヤモンド』とまで呼ばれています。

普通はビンの底に沈むので、見つけたら
『ダイヤモンド入り』と喜んで、ワインを味わってください。


ヤスウマワインが飲みたくなったら



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